ゴルフ場でサッカーボールが蹴られている?そんなスポーツが実際にあることはご存じでしょうか。「サッカー」と「ゴルフ」を融合させた新スポーツ『フットゴルフ』が今注目されているようです。
『フットゴルフ』の歴史
『フットゴルフ』の起源は2006年頃と言われており、 「ボールを出来るだけ短い時間で更衣室に蹴って片付ける」という遊びをきっかけにオランダでルール化され、アメリカに渡った際には、閉鎖予定のゴルフ場の経営難に貢献したようです。
日本国内に目を向けると、現在ではバラエティー番組でもおなじみですが、2011年になでしこジャパンとしてW杯優勝時チームメンバーの丸山桂里奈さんもこの「フットゴルフ」日本代表として活躍しているようです。
また、現在『フットゴルフ』は日本国内で14カ所のゴルフ場でラウンドを回れるようです。
- ゴルフ5カントリー美唄コース(北海道)
- 群馬カントリークラブ(群馬)
- 美野原カントリークラブ(群馬)
- セブンハンドレッドクラブ(栃木)
- TBC太陽クラブ(栃木県)
- レッズランド(埼玉県)
- キャメルゴルフリゾート(千葉)
- 富士の杜ゴルフクラブ(静岡)
- レンブラントゴルフ倶楽部御殿場(静岡)
- フォーティーンヒルズCC(岐阜)
- アドニスゴルフクラブ(岐阜)
- 三田SYSゴルフリゾート(兵庫) など。
老若男女問わず楽しめるスポーツとして振興していることから、サッカーやゴルフの未経験の方でも楽しめるスポーツのようです。
『フットゴルフ』のルール
基本的なルールとしては、Jリーグなどと同じ5号級のボールを使用し、 9ホールまたは18ホールを回り、 直径50cmのホールを目指してキックして進めていき、全ホールを回って打数の少なさを争います。
その他のプレイマナーやルールは以下の通りとなっています。
- 襟付きの服装などを着用
- インドア用シューズの着用※
- カップは直径53cm、深さ30cm以上
- カップはラフなどに設置
- パーは3~5打で設定
- ホールは40~200ヤード
※芝の保護のために、サッカースパイクの着用は禁止とされているため、フットサルなどのインドア用のシューズが義務付けられているようです。
これからの『フットゴルフ』
2020年に「フットゴルフ」のW杯「FIFG FOOTGOLF WORLD CUP 2020」が日本初開催となり、セブンハンドレッドクラブ(栃木県さくら市)で開催することも決まっています。
日本国内でも注目されることが期待されるほか、2024年のフランス五輪で正式競技として採用されるよう働きかけもしているようです。
まだまだ歴史が若い『フットゴルフ』を今から始めれば、日本代表として活躍できることも夢じゃないかもしれませんね。
一般社団法人日本フットゴルフ協会
https://www.jfga.jp/
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