2020年は、新型コロナの影響で、世界の経済が大打撃となっています。
日本でも、経済不況となり、会社の倒産もままならない模様です。
そこで、日本政府は経済を回そうと、様々な施策を計画しています。
身近なところで今後の注目は、観光庁が提唱する「Go To Travelキャンペーン」でしょう。
「Go To Travelキャンペーン」とは、国内旅行に限り、割引をして沢山の人に観光地に足を運んでいただき、観光業の活性化につなげたいという事業であります。
まだまだ詳細は検討段階のようですが、どのような施策なのかをご紹介したいと思います。
関連のニュース・情報
7/17付で、政府から発表となった情報
- 東京都発着分は対象外
- キャンセル料は国からの補償はない
- 既に予約済みの分も後日還付
その他、最新の情報については、予約サイト等でご確認の上、ご旅行の計画を立てたほうがいいかもしれません。
キャンペーンの概要
・国内旅行代金の半額相当を支援
・割引額は、1人1泊ごと上限2万円まで割引
→連泊の場合、泊数×上限2万円まで割引
・日帰りの場合は上限1万円まで割引
・対象期間は、2020年8月~半年間の間に手配した分を想定
・旅行代理店や予約サイトなどで手配したものが適用される
■1人1泊ごとの割引内訳
旅行代金 7割引き(上限14,000円)
クーポン 3割分配布(上限6,000円)
クーポンについては、1000円単位で、利用した際はおつりは出ないようです。
また、クーポン利用対象は土産、飲食、観光施設、交通機関などを想定しているようです。
割引例
割引例をご紹介いたします。
★1人1泊20,000円のプランの場合
キャンペーン適用実質支払額:13,000円
+ (クーポン)3,000円
総割引額:10,000円
・旅行代金割引(70%):7,000円
・クーポン(30%):3,000円
★1人1泊30,000円のプランを1人で2泊した場合
キャンペーン適用実質支払額:39,000円= 19,500円×2泊
+ (クーポン)9,000円=4,500円×2泊
総割引額:30,000円=15,000円×2泊
・旅行代金割引(70%):21,000円=10,500円×2泊
・クーポン(30%):9,000円=4,500円×2泊
★1人1泊20,000円のプランを家族4人で利用の場合
キャンペーン適用実質支払額:52,000円=13,000円×4名
+ (クーポン)12,000円=3,000円×4名
総割引額:40000円=10,000円×4名
・旅行代金割引(70%):28,000円=7,000円×4名
・クーポン(30%):12,000円=3,000円×4名
実質支払額を見ると、この期間の旅行はかなりお得に行けそうでうすよね。
元々の予算から差し引いて浮いた分、またクーポンで受け取った分を現地の観光をした際に利用することで、観光地の経済の手助けにもなりそうですね。
「Go To Travelキャンペーン」の他にも、各自治体や観光地独自が企画している「県をまたがない地元民向け」のキャンペーンも実施中のようです。
新しい旅のエチケット
ソーシャルディスタンスはもちろんのこと、時間に余裕を持った行動や、混んでいたら時間を空けてみる、食事は取り分けて小皿で食べるなど、今までとは違う行動と心構えが必要になりそうです。
ひとりひとりが気を付けることで、快適な旅を楽しめると思います。
時間と心のゆとりある行動をして、思い出に残る旅にしたいですね。
観光庁HP:新しい旅のエチケット資料
利用時の注意点
さて、キャンペーンスタートの前に、利用する際の注意点もいくつかあるようなのでご紹介します。
・交通費を宿泊プランとは別に手配の場合、交通費分は対象外
→旅行代理店などが企画した「交通費込みプラン」を利用することで全額が対象金額となります。
・早いもの勝ちにならないか
→まだ未定のようですが、エリアによって補助を締め切る可能性がある
・キャンペーン開始前に予約したものは対象外
なお、詳細については、観光庁のHPで公開している資料をご参照ください。
まだまだ未確定要素もありますが、おおよその情報を見る限りはお得に旅行ができて、かつ観光地の手助けにもなることは間違いなさそうです。
これを機会に、地元でまだ行ったことのないところや、行きたくても行けなかった場所へ旅行をしてみるのもいいかもしれませんね。
今後、新しい情報が発表された際には、情報を更新していきますので、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。これからも「ほのぼのじかん」をよろしくお願いいたします。
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